自社事例を開発提供する人事考課研修。自社事例を用いることで人事評価の観点が理解し易い。

人事考課の基本原則を理解し、査定型から「育成型の人事考課」へ

  1. 人事考課の意義と考課者としての心構えを正しく理解します。
  2. 人事考課の三大原則である、「行動の選択」、「要素の選択」、「段階の選択」を理解します。そしてそのことにより、考課者個人の価値観ではない、一定のルールに則った公正な考課の進め方を理解します。
  3. 考課実習を通じて考課者としての「評価眼の基準作り」を図ります。(仕事の価値・基準に関しての相場観を築きます)
  4. 「査定型から育成型へ」という人事考課のあるべき姿を実現するために、考課後のフィードバック技術の研鑽・習得を図ります。  

そしてそのことを通じて、自社における人事考課制度が被考課者のモチベーション向上と育成に繋げて行くことを狙います。

 

Ⅱ 汎用事例をベースに各企業の評価要素を加工・付加する準オーダーメイド方式で進めます。

1.対象者を一次考課者と二次考課者とに分けてプログラム企画します。

  • 一次考課者は、常に部下とともに仕事をしているため、部下の常日頃の行動を正確に把握・記録し、客観的な事実をベースに評価をする立場であることを理解します。また、一次考課者研修での考課結果の生データーを用いて、二次考課者研修に活用し繋げて行きます。
  • 二次考課者は、何十人もの部下の細かい行動まで把握できない代りに、一次考課者の甘辛や誤りを是正し組織全体のバランスを見ながら調整する立場からの考課技法を学びます。

 

2.自社事例を用いた研究を通じて考課者としての評価眼の基準作りを図ります(仕事の価値・基準に関しての相場観を築きます)

  • 汎用事例をベースに、各企業様の業務及び評価要素に馴染みやすいように資料の加工を施し準オーダーメイド方式で進めて行きます。
  • 企業独自の事例開発に比して、低コストでありながらも各企業様の固有のビジネス環境と考課システムにより適した教材で研究が進められます。
  • 研修事前は、考課者の評価眼に驚くほどバラツキがあることも一般的ですが、事例を用いた研修後には相当の精度で価値基準の修正が図れます。

 

3.人事考課を部下の指導・育成に繋げて行くための面談の実践的手法を習得します。

  • 考課結果を部下に納得してもらわないと育成には繫がりません。部下の納得を得て双方の信頼関係を構築するためには、考課結果を部下に伝えるための面接の進め方が大切になります。ここでは、考課後の面談を「納得」と「本人成長のための新たな目標設定」と言う二つの側面から学びます。

 

スケジュール

  テ   ー  マ 概要

 

 

 

 

午  前

開講・オリエンテ―ション

1.人事考課の目的

2.人事考課演習
 ①ケーススタディ

(1)(自社事例研究・個人研究)     

 ②ケーススタディ(グループ研究)

 ③ケーススタディ(全体研究)
・人事考課の留意点
・心理的エラー
・人事評価における3つの選択
・評価の原則

講義

講義
・人事考課のねらいを五つの側面

から確認・理解を図る。

・個人研究
・事例を個人で分析・評価する

・次に個人評価の結果を持ち寄り、

グループで研究し合意評価をつく

る。

この中で多面的な価値基と自己の

評価傾向に気付き課題成を行う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
③のつづき

④ケースタディー

 

(2)・一次考課者と二次考課者 それぞれの留意点

 

 

 

3.評価結果のフィードバック
 ①面談の原則と進め方

 ②面談の進め方

 

 

 


まとめ
質疑・応答

 

終 了

 ・同時に、考課者としての心構え

、原理原則、各種留意点を学習・

再認識を図る。

・個人研究→グループ→

全体研究のステップを踏み、能力評価もしくは成績評価に関する理解促進を図る。

・ケース学習のまとめとして、学習

事例と自社のの評価項目との関連付

け整理を行う。

講義・ロールプレイング


・査定型から育成型への転換を実現

するために必要不可欠なスキルであ

る、「振り返り面談」の進め方を講

義と、ロールプレイングを通じて学

習する。

・「人事考課を部下の能力開発に繋

げる」=「部下の信頼感の確立」で

あることの再認識を図る。

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