「企画立案・思考法」習得研修

~戦略・企画の精度向上と品質安定化を実現します~

本研修のねらい

本研修は、戦略・企画実務家の 『経験と実績に裏付け』された『企画発想時の思考プロセス法』です。

 

 ビジネスパーソンは、自部署の中長期的な戦略企画の立案から社内イベント、あるいは競合対策や日々の販促支援企画等々大小様々な企画立案業務に携わっています。

 このような職務環境の中で、付加価値の高い企画は該当案件の問題解決の実効性向上に繋がりますし、また競合他社との競争優位を実現したり価格競争からの回避やお客様満足の向上等、期待される効果は極めて大きいものがあります。

 

 しかし、このような企画という仕事は、携わる人の固有能力に依存する部分が大きく、いわゆる『ひらめき』といった、不確実性の高いスキル要素に委ねられてもいます。

 本プログラムは、このような一部の『想像性豊かな人』の発想力といった偶発的で、産出品質に不安定感が伴う企画立案というワークに関して次の狙いを定め運営いたします。

 

戦略・企画実務家の『経験と実績に裏付け』された『企画発想時の思考プロセス法』を学習することにより

 

■ 企画業務における『立案策の精度向上と品質安定化を図り』、企画策の実効性を格段に向上させます。

 

プログラムの特徴と効果

日常のルーティン業務を抱えながらの、新規の企画立案業務は時間との戦いです。大量のデーター分析に追われてしまったり、分厚い企画書の作成に拘っていては解決時期を逸してしまいます。『簡にして容を得た立案メソッド』を持ち合わせているかが、ことの勝敗を決めます。

ビジネスパーソンは、部門や自己目標の達成あるいは各種生産性の向上等々、実効性ある手を打たなければならない課題が山積しています。経営環境の変化が著しい中でのこれらの解決・対応は、従来からの経験則だけの知識だけでは決して解決出来ません。実績ある立案メソッドのスキル習得が肝要です。しかも戦略立案の専門家だけに限定されるような複雑な手法ではなく、現場担当者が日常業務を進めつつ無理なく実践出来る企画立案手法こそが今求められています。

 

「企画立案・思考法」研修とは

(1)立案・発想法が『7つの視点からの質問に答えるシンプルな手法』のため、『企画の勘所をおさえた』『芯の通った企画が効率的に』作成出来るようになります。

(2)質問には、独創的視点からの着想方法が用意されているので『Creative Jump 』すなわち創造的アイディア発想の可能性が高まります。

(3)企画により狙うターゲット層の、行動を誘発する『心理的ツボの存在』を学ぶことにより、立案策の実効性が高まります。

(4)研修では、『各部門や現場で抱える企画実課題』を『現場最適視点で問題解決』します。従って、参加メンバーは課題を肌感覚で捉えるだけではなく、問題解決という思考業務の面白さを体感します。

(5)チームで統一した用語、思考パターンにより思考して行くことで『意識のブレが無くなり事後の作戦実行がスムーズ』になります。

 

プログラム対象者

 


 

 

教育・研修目的の場合

 

組織の中で企画立案業務が発生する職務に従事する方たち(中堅~管理職層)

 

■店長、営業拠点長及びそれら役職者を補佐する立場の方たち(戦略立案担当部署及び店舗指導部門の方たちのコースオブザーブも効果的)

 

 

 

 

 

 

現存実課題を採り

上げ、確実な問題

解決の成果を狙う

場合

 

~営業部門や店舗でのケース~

 

■実際の課題を抱えている店舗の店長をはじめ若手まで(研修会でまる1日店舗を外すので人選要検討)及び、該当店担当の販売部長、店舗指導部署担当者(SV、バイヤー)等該当する問題に関連する方たち

  

5年先10年先を見据えた戦略は本社の戦略部門で立案されますが、地域市場での戦術レベルの企画立案は店舗現場の力に委ねられています。このような中で、店舗・現場での戦術レベルの企画立案スキルを向上することにより、

・「来月の○○フェアーの来店客数を○○%伸ばすにはどうするか?」

・「競合店出店に伴う○○商品群落ち込みを挽回するにはどのような作戦が考えられるか?」等々の自店固有の今日、明日の戦術企画のスキル向上を実現します。

研修概要

(1)研修日数:原則は1日コースですが、各社様のニーズにより数パターンの運営方法を用意して います。

① 1日間コース  ②半日コース×2回  

③場所により、19:00~22:00×3回というプログラムも可

 

基本的に1日コースの研修時間内で芯の通った企画骨子を仕上げます。但し、企画テーマによっては実施レベルの具体策完成までには至らない場合も出てきます。その場合は、課題を持ち帰り職場内でのフォローアップや研修によるフォローアップを通じて実践・適応を行います。

 

(2)参加者数:

 ■6名1グループとして2~3班編成が望ましいです。

 

        テ     ー          マ          内                容

 

 

 

 

 

午   前

開講・オリエンテーション

1.創造的な企画立案の技法とは

(1)企画とは

(2)アイディア発想法の紹介

(3)創造的な企画立案の技法の解説

・7つの視点からの質問思考法とは

・特に重要な観点と思考法解説

(4)創造的な企画立案の技法の理解

・ケーススタディ演習

2.企画の骨子立案演習

(1)個人演習  

 

  • 企画の基本的な構成要素、意義などを解説し、その 後のカリキュラムのより深い理解を促す。
  • 企画立案のサポートスキルとして、アイディア発想法(オズボーンのチェックリスト法他)を紹介し、本論に向けての思考のウォーミングアップを図る。
  • 8つの視点からの質問に答えて行く思考方法により創造的な企画立案の手法を、実際のケースを活用しながら解説する。
  • ケーススタディを行うことで、企画立案技法の理解を深め、企画立案の精度向上を狙う。

 

 

 

 

 

 午

 

 

 

 

 

(2)グループ演習

(3)プレゼンテーション

(4)講師フィードバック

3.具体的施策策定演習

(1)具体案策定のケース事例紹介

(2)具体案策定演習

(3)個人演習

(4)グループ演習

(5)プレゼンテーション

(6)グループ相互・講師講評

■まとめ

 

  • 学習した手法を活用して、企画の骨子立案を体験し、技法の習得を円滑にする。
  • グループ別に実課題をもとに7つの視点からの質問に答えて行く思考方法を実施する。
  • 具体的な施策を構築し、創造的な発想の「ツボ」を体感してもらう。
  • 机上の技法ではなく、日々の業務で実際に使える技法化を目指す。

 

  •  課題案は、事前協議の 上、参加メンバーが興 味を持ちワーク出来る 事例を用意し臨む。

 

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