管理職研修 ~マネジメントスキル強化コース~
問題発見と部下育成のスキル強化を狙いとする「管理職研修」です。
Ⅰ 研修の概要とねらい
1.このような企業様にお勧めします。
管理者の「マネジメント実践力の強化」を図りたい企業様
管理職研修後のフォローアップ講座を考えていらっしゃる企業様
2.研修の所要日数は2パターン用意。
2日間コース
1日コース(「問題発見・解決」もしくは「部下育成」のいづれかのテーマ
に絞ったコー スとなります。
3.研修のねらい
マネジメントの基本的役割は、「仕事の管理」と「人の管理」との二つ
の側面が挙げられ、さらにそれぞれは、「目標の達成」、「仕事の改
善」、「職場の活性化」、「人材の育成」と具体化されます。
本コースでは、上記した管理者としての二つの役割を遂行するための次のスキルの研鑽を図ることをねらいとします。
1)「仕事の管理」の根幹をなすスキルである、「問題発見・解決スキ ル」の研鑽・強化を図る。
2)「人の管理」の根幹をなすスキルである、「部下育成スキル」の研鑽・強化を図る。
Ⅱ 研修の特徴
「マネジメント」というテーマは、学ぶべき理論が多岐にわたり、ともすれば概念的で理屈面に偏りがちになる傾向が否めません。そこで本プログラムでは、“該当テーマの理論やあるべき姿をどのようにすれば職場実践が確実なものとなるか”という点に力点を置き、プログラムの設計・開発にあたりました。
■ 学習教材(演習)に特徴があります。
問題解決のテーマでは、体験ツールとして「インバスケット演習」を用います。
インバスケットの案件(事例)には管理者の職務状況との類似点が多く仕組まれており、日々のマネジメント上で起きうるリアルな状況設定がなされています。従って、演習を通じて問題解決の勘所や教訓を肌感覚で気付き、理解を深めることができます。
また、一つの事象や潜在問題に関して、メンバー間で多面的に考察・議論するため、問題発見眼を磨く手法としても抜群の効果があります。
■部下育成のテーマでは、「部下成長のエンジンはモチベーションにあり」というコンセプトがベースにあります。
やる気=「目標の魅力度」×「到達の可能性」×「到達への道筋(根拠)」という期待理論を、コンセンサス討議やワーク等を駆使し体感・修得して行きます。管理者としての「部下育成スキル修得」+職場における「部下育成の仕掛けづくり」を図ります。
■また、アセスメントエクササイズを応用した部下面談ロールプレイングを用います。上長としての力感ある指導力を発揮しつつ部下の主体性を導き出す面談スキルを体験学習します。
■研修参加者が少ない企業様の場合は、次の方法で研修予算をコントロールすることができます。
・研修テーマを半日単位で一コマとし、4コマにプログラム編成します。
・そして、優先度の高いテーマ(コマ)から計画的に開催し2年度に渡って全課程を修了します。
スケジュール
第 一 日 目 | |
午
前 |
オリエンテーション
1.マネジメントの役割とマネジメントスキル ①マネジメントと役割(仕事の管理と人の管理) ②マネジメントスキルとは
2.問題解決の実際
「インバスケット演習」 ①進め方の説明 ②個人処理 ③グループ研究
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午
後 |
④全体研究(発表とフィードバック) ⑤問題解決スキルの自己評価
3.問題解決スキルの強化に向けて ①問題解決の全体像 ②問題発見を阻害する三つの要素とその背景にある心理的あ 要因 ③問題発見を助ける三つの着眼点 ④問題解決の三つのメソッド
4.問題を課題化するには ①課題化までのステップ 問題の発見(抽出)⇒課題の設定(課題化するには) ⇒目標の設定⇒解決案の立案・実施 ②職場の問題解決へ向けて
一日のまとめとQ&A
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第 二 日 目 | |
午
前 |
4.活気ある職場づくり ①代表的なモチベーション理論の確認 ②モチベーションを高める具体的手法 ・自己のマネジメントスタイル診断 ・期待理論とは ・期待理論の職場適応戦略立案ワーク
5.部下指導・育成の実際 ①面談による指導実習 ・代表者実習
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午
後 |
・グループ実習1
・人を動かす3原則
・コーチングの代表スキル ・グループ実習2
6.メンバー参画型ミーティングの運営あああああああああああ
7.全体まとめ
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